『O-M2011-2012』が発行されました。

学習院大学大学院人文科学研究科共同プロジェクト「社会のカタログ化と文学」の研究成果『O-M 2011-2012』が出来上がりました。

ご希望の方は、フランス語圏文化学科研究室までお越しください。また、お電話等にてご連絡をいただければ郵送いたします。

 

目次

笠間直穂子: ひとつの土地を描く ラミュ『詩人の訪れ』

佐藤みゆき:ヴァレリー・ラルボー: 『幼ごころ』と少年たちの離郷

澁谷与文:アナトール・フランスと人間─Anatole FRANCE, humaniste─

進藤久乃:L'évolution théorique de l'"objet surréaliste" chez André Breton

土橋友梨子:ジャン=ジャック・ルソー『対話』の草稿研究の現状─執筆過程の特定をめぐる試みとそれに伴う困難─

中山慎太郎:現代詩人と世界─ジャック・レダにおける反特権の詩学─

野村正人:19世紀フランスの出版文化とその背景

前山悠:ペレックのレアリスムと「ヌーヴォー・ロマン」との関係への序論

森田直子:テプフェール晩年の知られざる傑作『シモン・ド・ナンチュア作 アルベール物語』