R. K.(2016年度学部4年生)
「好きこそ物の上手なれ」
これは私の好きな言葉の一つです。大学に入学する前は、夢中になれるものがほとんどなく、明確な目的を持たずに仏文科に入学を決めてしまいました。しかし、レポートや発表などで自分の意見を述べて反応をもらったり、先生方や友人の言葉や学び続ける姿勢に日々刺激を受けたりするうちに、今ではフランス語や仏文での勉強が夢中になれる好きなものの一つとなりました。
また、以前から言葉についてあれこれと考えることが好きだった私にとって、文学部での言葉に向き合った時間はとても有意義なものでした。
かつてはフランス文学というと恋愛物のイメージが強かったのですが、様々な文章に触れていくうちに多様なテーマの中から、興味深い作品にも出会うことが出来ました。ゼミでは、「不条理の哲学」で有名なアルベール・カミュの著作を研究しています。
大学での4年間は、人生で最も自由度が高く、いろいろなことに挑戦し好きなことに没頭できる大切な時間です。この仏文科で、夢中になれるものを見つけてみませんか。